VISA(ビザ)について
VISAについて見ていきたいと思います。
VISAは、世界トップシェアを誇る、国際金融決済サービスを提供する企業であります。
クレジットカードやデビットカードがそれに当たります。
いわゆる「キャッシュレス」ですね。
小銭など気にする必要がないため、大変スピーディなショッピングができます。
とくにデビットカードは大変使い勝手がよく、口座残高から即時引き落としが可能であり、なおかつ使い過ぎる心配がない(口座残高にある分しか使えない)ため、決済方法として最も人気なのではないでしょうか?
その際、ポイント還元もあります。
現金払い(に対して)では普通、ポイント還元なんかありませんよね。
(買い物した店のポイントカードとは別の意味で)
そしてデビットカード所有には基本的に審査が要りません
(現金残高が直接担保になるため)
海外旅行でも、わざわざ通貨の交換もいらなくなるため、煩わしさから解放されます♪
(※それに対応した店でないと使えないという問題はありますが)
さて、チャートを見てみると、気持ちが良いぐらいにグーンと上昇していますね。
そして、売上高に純利益も堅調に上がり続けており、かなりの高収益企業となっています。
また、VISAはあくまでも「決済処理システム」を提供しているだけですので、金融事業によくある「貸し倒れリスク」というものが存在しません。
配当も年4回あり、今後に渡ってキャピタル・インカムゲインも狙っていける、
将来性抜群の優良銘柄と言えそうです♪
日本では、先進国の中で最も「キャッシュレス」システムの普及が遅れています。
キャッシュレス普及率は、VISAやそれ以外の電子決済サービス合わせても、
現在最新データでもわずか「20%」程度…
未だに小銭ジャラジャラで買い物しているということです。
(自分はVISAデビットを使っています(^^♪)
貯金信仰と先進的な変化を嫌う年配層が多い(いわゆる少子高齢化)ためか、現金払いがまだまだ主流となっており、
海外からの日本旅行でキャッシュレスできない店が多すぎ!と、外国人の方々は不満爆発しているそうですよ(笑)
キャッシュレス世界一を誇る国「スウェーデン」では、
なんと普及率が驚愕の98%!!
逆に、この国で現金払いなんかすると嫌な顔されてしまうんでしょうね…(;^ω^)
日本はかなり遅れているわけですが、見方を変えれば、日本でVISA決済が主流、
かつ大普及でもしてくれれば、さらにVISAの利益率が上り、
それがキャピタル・インカムゲインのアップに繋がっていくという、
VISA株主にとって最高の市場の一つになる可能性もありますよね!
(希望的観測 笑)
さらに、今後経済発展していく途上国に対しても、VISA決済はドンドン入り込んでいくことは間違いありません。
数年以上に渡って事業安泰の可能性はかなり高い企業なのではないでしょうか?
気にする点といえば、
今現在は配当性と配当利回り(約0.7%)が低水準となっています。
そのため、インカムゲインはオマケ程度として考え、最終的にキャピタルゲインを狙う銘柄と位置付けていく必要があるかもしれません。
(数年後は改善しているかも?)
また、世界的に見ても、キャッシュレスシステムにはVISA以外の事業者も多数あるため、独擅場を維持できるか、注視していきたいですね。
ですが、今現在では世界トップシェアに君臨しています。
ビザのパフォーマンスを考えれば、将来的にも投資先として申し分が無い優良銘柄と言えそうですね。