コストコについて
米国ワシントン州シアトル郊外に本社を構える「コストコ」について見ていきます。
コストコは優良ブランド商品を
「限界低価格」にて提供する
「会員制倉庫型店」であります。
「会員制」、「倉庫型」というのが大きなポイントです。
日本ではかなり特殊な超大型ショッピングストアであるため、店舗数は少なく、名前は聞いたことあるけど行ったことはない、という人の方がまだまだ多いと思われます。
そして、実際に訪れた人は、「アメリカンスケール」というものを肌で感じられたことと思います(笑)
初めての人は、レジャー感覚でもショッピングを楽しめてしまいます(笑)
凄まじい広さのある店舗内にて、これでもか!というぐらいの大型商品(業務用)に埋め尽くされている光景は圧巻ですよね♪
また、特徴の一つに、実は商品の種類はそんなに多くない(4000種ほど)という点があります。
種類は厳選し、優良大型商品だけを取り揃えている…といった感じです。
専用の大型カートやレジがあります。
限界まで低価格にできる理由は、納品された大量の商品をそのまま(パレット)倉庫型陳列棚で販売できるため、様々なコストを徹底的にカットすることにより実現しているようです。
また、個人会員費用は年会費4,400円(税抜)であり、これが高いか安いかは人それぞれですね。
また、会員が一人いれば、付き添いは二人まで同伴可能になりますので荷物持ちに対応できますし、自分は会員じゃないけどコストコを利用したい!なんて人は周りを探してみて下さい。(*'▽')
会員制なのは、それ自体が収益を発生させるためであります。
具体的には、会員費による収益、そして消費者は年会費を払い、
会員になって初めて利用できるわけですので、元を取りたい!
…といった心理をうまく活用させて再びコストコに出向かせる…
つまりは消費者の「囲い込み」を意図的に作ったビジネスモデルであるということであります。
最新の情報では、
2019年度に公式のコストコ通販サイトがオープンするようです!
想像ではありますが、
有料会員制、5000円以上の合計金額が会計条件、10000円以上で送料無料
…このような感じになるのではないですかね!?
目下、アマゾンがライバルになりそうです(笑)
さて、銘柄分析にいきます。
10年前からスーッと堅調に上がり続けていますね。
特に2017年あたりからは急上昇といった感じです。
それに伴い、売上高や純利益、配当金も上がり続けています。
増配記録は継続14年。
セクターが「生活必需品」なのでディフェンシブ株と言えそうです。
しかし、コストコ株は他の銘柄にはない変わった特徴があります。
見ての通り、株価が割と高く、そのため「配当利回り」はお世辞にも高いとは言えません。(約1%)
これではインカムはオマケのキャピタルゲインしか狙えない銘柄かと思いきや、
実は…
コストコは「特別配当」
といったものを定期的に発生させていました。
直近では、2013年、2015年、2017年に特別配当があったようです。
そういう意味では、平均配当利回りは2~3%、
2017年度だけで見れば、配当利回りは5%を超えていたそうです。
見るに2年間隔で特別配当なんでしょうかね?
二年間隔で確定なのかは謎です…。
…ということは、有るとしても次の特別配当は2019年度になりそうです。
なかなか面白い銘柄ですね~(;^ω^)
今のところは業績安泰のようですし、来年の特別配当を期待しながら
自分はコストコに投資を続けていきたいと思います♪