ゼネラル・エレクトリックについて その②
米国市場は10月中旬辺りから下落相場が続いており、嫌な予感はしていましたが…
とうとうGE株価10ドル未満を記録してしまいました…。
この株価は2009年以来の安値のようです。
GE再編のため、2018年10月始め頃にGEのCEOであった「ジョン・フラナリー」氏から、
米医療機器メーカー「ダナハー」を復活させ、新たな手腕が期待される「H・ローレンス・カルプ」氏(55)が新CEOに指名され、任に就かれました。
フラナリー氏は2017年8月にGEの新CEOに就き、業績回復に努めてきました(電力・航空・ヘルスケアの3部門を柱とする事業再編を進め、石油サービス会社のベイカーヒューズの売却・電気照明事業からも撤退)が、
残念ながら一年程度でカルプ氏と交代するという形になってしまいました。
ダナハー社はカルプ氏の優れたリーダーシップにより、14年間で単なる産業機器製造業から業界有数と言える科学技術企業に変革させることに成功、
時価総額や企業収益を約5倍に引き上げることが出来た、大変優れた人材のようです。
直近の配当利回りは約4.7%とかなりの高水準でありますが、
2018年・4半期配当を0.01ドルに引き下げると発表
されましたので、投資先として全くオススメできない状態が続きそうです…。
しかしながら、
GEは120年以上の歴史のある大企業であり、多種多様な事業で世界に寄与してきたこともあり、
新CEOによる事業再編・復活が待ち遠しいですね!!