ゴールドマン・サックスについて
GSは、140年以上もの歴史を誇る老舗企業であり、米国ニューヨーク州に本社を構える国際金融グループであります。
種としては、株式、不動産、債券に通貨を取引しており、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用に保険・投資銀行と幅広い業務を扱っています。
2008年に起こったリーマンショックにより、GSはかなりのダメージを受けましたが、あの有名なウォーレン・バフェット氏率いるバークシャーハサウェイに50億ドルもの株を買い取ってもらったことにより、九死に一生を得ていたというエピソードがあるようです。
リーマンショック後辺りからの売上高や利益は概ね横ばいであり、キャッシュフロー率はやや低下気味ではありますが、増配継続や配当性向は高い水準を維持しているようです。
最近、気になることと言えば、
マレーシアの政府系ファンドの巨額資金流用に関与した疑惑があること、
同じような時期にアップルショックが起こり、ハイテク株関連が軒並み株価下落と続いていることにより、GS株も大幅な下落トレンドになってしまっています。
しかし、それにより配当利回りは上昇しています。
直近の配当利回りは約1.8%であり、増配継続は6年となっています。