機密情報収集ネットワーク 「ファイブアイズ」
15日、北京で行われていた米中通商協議の閣僚級会合が終了。
やはりといいますか、結局 溝は埋まらず具体的な合意にも至りませんでした。
今後はワシントンにて再び協議するようですが、ここまで難航しているのですから、
来る2月28日の期限までにアメリカの言い分に従うような中国の姿は想像できません。
ですが、関税25%への引き上げはアメリカの経済ダメージも無視できない規模になり、そこから世界経済の低迷がより一層進んでしまう可能性は高い(EUのゴタゴタもある)。
そんな中、関税10%でもアメリカ経済動向は依然として好調のようであり、トランプ大統領の再選を狙った支持率アップのためにも、水を差すような愚行はしないと考えられます。
つまり関税引き上げの再延期ですね。
実際、トランプ大統領はさらに条件付きで二か月の猶予期間(つまり4月末まで)を設ける可能性に言及しています。
投資家としては、今後もトランプ大統領の一言一句に神経を尖らし、気が休まらない期間が増えそうですが(;'∀')、
このように、目先としては投資家心理をポジティブにさせている(?)せいか、日経もダウも上昇トレンドが続いています。
日経もちょっと前に21000円ラインに回復、ダウはブラッククリスマス付近の21700ドルから現在25800ドルと二か月程度で4000ドルも回復しています。
ただ、個人的には、ブレグジットも迫る中でこのような上がり方は妙に怖い気がするのです…
ヘッジファンド達は可能な限り、株価を上げるだけ上げ、あるタイミングで一気に暴落させて空売りを仕掛けるつもりなのでは…?と、勘ぐってしまいます。
個人投資家にできることは、ソレを見越してポートフォリオを見直し、キャッシュ比率を上げたり、ディフェンシブ銘柄中心にしたり暴落した優良株を買い漁ることぐらいでしょうか…。
今年も色々とありそうな気配です…(*´з`)
これはまるで映画のような話ですが、どうやら陰謀論でも都市伝説の類でもなく、紛れもないリアルの話しであり、
今現在、主に5Gを巡る攻防にてファイブアイズ VS 中国で情報戦が日々行われているとのことです。
ファイブアイズとは、イギリス、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの五カ国によって構成されている世界諜報同盟のことであり、今後はそれに日本、ドイツ、フランスが加わる可能性があるようです。
日頃、AI脅威論があちらこちらで取り沙汰されていますが、5G技術も社会システムを一変させるほどの汎用性を秘めています。
そんな驚異的テクノロジーを国際協調もない、一党独裁で産業スパイに人権侵害にパクリも横行している危険な超大国「中国」に世界最高レベルの5G技術を使われれば、世界の覇権を握られてしまう可能性があるわけですから、アメリカをはじめとする先進国は是が非でも阻止したいわけですね。
ファーウェイやZTEなどの中国製品のスパイウェア問題もありましたし、
ペンス副大統領の超アンチ中国の演説が狼煙となってファイブアイズは完全に中国を敵性国家と認定、中国の力を封殺しようとしています。
実際、最近でも中国人による大規模な産業スパイ活動が行われていたことが発覚。
被害を受けたのは、なんとワンタップバイでも投資できる優良ディフェンシブ銘柄で配当王でもある「コカ・コーラ社」です。
米司法省が明らかにした内容によると、コカ・コーラ社の元従業員にして上級技術者だったシャオロン・ユー被告が14日、推定130億円相当の企業秘密を盗むことを共謀したとして、テネシー州で起訴。
盗んだ情報は中国企業に渡す計画だった。
化学物質「ビスフェノールA(BPA)」を使わない包装を可能とする価値の高い技術を盗んだとされる。
ユー被告は共に起訴された中国国籍のリウ・シアンチェン被告とその親族の3人で、BPAを使わない食品包装用のコーティング素材の成分に関する企業秘密を盗むことを共謀した。
BPAは広く普及しているものの、近年は人体への有害性が科学的に明らかにされてきている。代替物質がほとんどないため、代わりとなる素材は食品産業で高い価値がある。
起訴状によると、リウ被告の会社はBPAを使わない包装素材の生産ラインの開発を計画しており、同被告はこの技術を手に入れたいと考えていた。
…とのことです。
おそらくこのような中国人(またはその関係者)による産業スパイは氷山の一角であり、実際には秘密裏にいつでもどこでも行われていた可能性は高い。
今回の記事をまとめると、
現状、関税10%ではアメリカ経済のダメージは低いが中国の経済ダメージは大きい
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25%に引き上げると中国は潰せるかもしれないがアメリカの経済ダメージも無視できなくなり、それと連動し世界経済も冷え込んでしまってトランプ大統領の支持率低下は免れないので、それはアメリカ側も避けたい
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よって、関税引き上げるぞ?とアメリカは中国を脅し続け、中国は拒み続けるも良し(中国は経済ダメージを受け続けるため)、
アメリカ側の条件100%受け入れで負けを認めても良し(トランプ大統領の勝ちで支持率アップ)、
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そして、このような茶番と並行させ時間を稼ぎながら、
本当のところは
「ファイブアイズ」の活動によって静かに、でも確実に中国(政府)を潰すのがトランプ大統領の真の目論見なのではないかと直感しました
(; ・`д・´)キリッ