悲報:関税25%引き上げ実行、日本への影響も甚大に!?
どうもOTBインベスターです。
米中協議は今なお続いているわけですが、
結果を待たずしてトランプ大統領は関税の引き上げを実行しました。
これにより、世界経済への影響も一段と深刻化することになります。
本日の日経は、昼前まで警戒感織り込みでの市場展開により、ようやくプラ転相場が見られていましたが、昼過ぎに関税25%引き上げ実行という情報が巡った瞬間、急落。
前日比マイナス57円の21344円で終了しました。
このように日本全体の株安が続けば、投資家はもちろん、
投資とは無縁な一般人にすら大きな影響を及ぼしていきます。
まず、企業の成長力を阻害、事業のコストは増え、賃金やボーナス減少、
必然的に消費低迷、それらによって景気が冷え込んでいく悪循環となっていきます。
ただでさえ、日本はデフレスパイラルな経済状況です。
消費増税もされれば、スタグフレーションとなってもおかしくありません。
さらに、中国からの報復としてアメリカ製品への関税を上げた場合、
中国が製品の輸入先を日本に切り替えることも考えられ、それにより日本国内に出回っている製品の需要増大、供給減により物価が上がってしまう可能性があります。
また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)では、株式などの運用益によって
管理運用されているわけですが、関税引き上げによる株安やリスク増大によって、
損失や資金の目減りを引き起こすことが想定されます。
ただでさえ年金破綻が叫ばれている中、それによって年金の更なる改悪や、
システム破綻へのカウントダウンが加速してしまうかも知れません。
通商協議途中にもかかわらず関税引き上げされた理由としては、
トランプ氏の狙いとして、脅しではなく本気度を示しながら、
中国側が早期に同意せざるを得ないような確実的な圧力を掛けることにあったのでしょう。
ですが中国側は、直ちに米国に報復せざるを得ないと表明。
ますます以て、経済戦争激化の様相を呈してきました。
さらにトランプ氏は、新たな追加関税賦課として、
今まで追加関税対象外だった中国製品3250億ドル相当にも25%の追加関税を課す準備を進めるとコメント。
これは実質的に中国からの対米輸出品全てに追加関税が課される見通しとなります。
さぁ、本日の米国市場はどのような展開を見せてくれるでしょうか。
少なくとも、プラスに働くことは考えられませんが…
では、また(;´・ω・)