人手不足? 実体は大嘘だった!?
どうもOTBインベスターです。
現在の日本は、どこもかしこも人手不足問題が発生しており、
原因としては少子化の影響で若い労働力が確保できないことが最たる理由とされています。
そのせいもあり、2018年度の日本企業の”人手不足による倒産”件数では400社以上もの数を記録しています。
その内訳として、
代表者や幹部役員の死亡、病気入院、引退などによる「後継者難」型、
人手確保が困難で事業継続に支障が生じた「求人難」型、
賃金等の人件費のコストアップから収益が悪化した「人件費高騰」型
…がトップを占めています。
このようなこともあり、それでも何とか人手を確保するべく時給を上げる向きはありますが、それでも根本的解決には至っていません。
しかし、
経済学者曰く、時給も上げられないような収益性の悪い企業にはどんどん潰れてもらっていけば、いずれ労働市場の需要と供給バランスにより、自然と賃金は上昇していくのだと述べています。
ですが、政府はそんなことよりも目先の評価(失業者が増えること)ばかり気にしており、規制緩和をしながら外国人労働者(超低賃金)を次々と受け入れるという愚策を続けています。(裏の理由もあり)
企業としても、これにより人件費が浮きますので願ったり叶ったりなことでしょう。
そして、ブラック企業にブラック労働はいつまで経っても消えることなく労働者を使い捨てるような労働環境が蔓延ることとなります。
また、このように賃金が低いということは、
消費活動の停滞に繋がり、それが企業の収益に悪影響を与え、最終的に給与の減少に繋がるという、悪循環こそが日本経済を衰退させている一つの原因となっているわけです。
最近、あまり景気の良い話が上がってこなかった有名な衣料品通販企業「ゾゾタウン」ですが、
週3勤務で時給1100円、週4以上で時給1300円で物流倉庫の求人を2000人枠出していたところ、
なんとわずか2日程度で募集人数を超えてしまい、すぐさま求人受付を停止させていたようです。
これが何を意味しているか明白ですね。
単純にゾゾタウンは知名度が高かったということも影響したかも知れませんが、
結論的には、
高い時給を掲示していた。
これに尽きます。
日本の人手不足という問題の根幹は、低賃金だから人手が集まらなかった…という有力な仮説が出来るように思います。
今回、このように結論付けるにふさわしい、良い一例をゾゾタウンは示してくれたと思われます。
やはり、悪い方の結論として、
人手不足 = 低賃金でブラック労働を喜んでしてくれる奴隷が来てくれない!
…ということなのでしょう。
しかしながら、法律で強制でもしない限り、他の企業全てがゾゾタウンのような高時給案件(最低時給1000円など)を出すことは不可能でしょう。
また、奴隷労働させて人件費など削減することにより、経営者と、その株主は潤う可能性があります。
これらを踏まえ、最後に個人的な結論を出させて頂くと、
これからの時代はやはり、資本を味方につけるような生き方を目指さなければ、
どんどん貧しくなっていく…、です。
このブログを読まれている方のほとんどは、すでにそうされていることでしょうから、
あとは自分も含め、さらなる向上と精進を重ねていくだけですね♪
では、また('◇')ゞ