ワンタップバイ運用14ヵ月目+時事ネタ
どうも久方ぶりのOTBインベスターです(*^▽^*)
色々と波乱な利下げ幕開けとなっている米国市場であります(笑)
↑ご覧のように、含み益が今現在、激減しています。
原因は複雑多岐に渡るわけですが、一つずつ説明してみたいと思います。
まず、最近の中間決算により、コカ・コーラ、マイクロソフト、マクドナルド、ビザ、P&Gなどは、ほとんど文句なしの内容であり、利下げ期待も相まってか、かなりの株高となっていました。
アップルもようやく業績回復の流れが見え始め、株価は急騰。
しかし、IBMは相変わらずの冴えない内容でしたが、これからようやくレッドハット買収後のシナジーが見込めるだろうという淡い期待(?)が出たためか、株価は下がるどころか上がると言う、面白い結果となりました。
ボーイングでは、やはり737MAXの影響が強く反映されています(悪い意味で)。
ファイザーでは、特許切れ医薬品事業を分離し、後発医薬品(ジェネリック)大手の米マイランと統合することで合意、
また、薬価引き下げ要求が強まっている背景が嫌気され、
さらには、モルガンスタンレーなどから投資判断と目標株価が引き下げられたこと、
これら複数が起因して大幅な株価下落となってしまいました(;・∀・)
ところで、直近のFOMCにより、0.25%の利下げが決まりました。
しかし、先日、その直後から米国株価は上がるどころか何故か急落するという矛盾が起こり始めます(笑)
原因は、パウエル議長の発言内容にありました。
今回の利下げは、長期にわたる金融緩和サイクルの開始を示唆したわけではなく、
「下振れリスクに対する保険」を意図したものだと説明。
と同時に、「一度きりの利下げだとも言っていない」とも言及しました。
しかし、市場心理では長期的かつ、0.25%ではなく0.5%の利下げの可能性も期待していたためか、最近の利下げ期待値込みの株高だったことも影響し、失望売りとなったのでした(笑)
「いつものことだが、パウエル議長は我々を失望させた」とコメント。
「いつものこと」というのがツボですね(∩´∀`)∩
今後に渡って、トランプ大統領は利下げ圧力を掛けていくことでしょう。
(来年の再選がありますから)
そして、本日最新のバッドニュースこそが今回の株価急落の原因となったのです。
それは、言わずもがな、米中摩擦に関する内容です。
とうとう、2019年9月から、
対中制裁第4弾として関税10%を発動と表明!
実はFOMCの裏では米中閣僚級会議が行われていたのですが、案の定、いつまで経っても進展ならず。
さらに、6月のG20の米中首脳会談で、中国は米国の農産品を購入することを条件に、対中制裁第4弾を延期するという約束でしたが、やはりそこは中国(笑)
今なお、その約束を実行しようとしない中国側の態度にトランプ大統領は激怒したわけです。
中国側の狙いとしては、米国をあまり刺激しないような態度でのらりくらりと時間稼ぎをしていることは明白でしょう。
あと一年ほど耐えれば、もしかしたらトランプ氏の再選は無いかも知れませんから。
逆にトランプ大統領が今回、急に関税表明をした真の狙いとしては、やはり短期利下げ0.25%に失望したからではないでしょうか?
つまり、延期していた関税第四弾を発動することにより、市場悪化(株価下落)は避けられません。
それにより、次のFOMCでは、長期的かつ大幅な利下げ(0.5%?)をさせる流れを作りたい…という風な勘繰りをしてしまいます(; ・`д・´)
どちらにしても、世界経済の流れがまた一段ときな臭くなってきました…
(消費増税10%の日本オワタ)
ヤヴァイ情報はまだまだあります。
最近、米国は台湾に22億ドル相当の武器を売却する可能性があり、着々と台湾独立の流れが強まって来ているのですが、中国は是が非でも台湾を我が物としようとしています。
そんなこともあり、中国国防省は台湾の独立に向けた動きがあれば戦争も辞さないと危険なコメントを表明したのでした。
10月にはブレグジットの問題があります。
「イギリスのトランプ」として知られるボリス・ジョンソンが7月23日、イギリスの次期首相に選出。
それまではメイ首相が何とかハードブレグジットにならないように色々と頑張っていましたが、結局はソフトかハードかすら良く分からないゴタゴタウヤムヤに。
しかし、このボリス・ジョンソン氏はハードブレグジットにする気満々との情報があり、
そんなこんなで世界はより一層、混迷を来しているようです…
今回のように、想定していなかった株価・為替変動などがこれからも頻繁に起こるでしょうから、
シッカリとした投資スタイルを継続し、右往左往しないように投資活動をしていきたいところですね。
では、また('◇')ゞ