ペイパル・ホールディングスについて
電子決済サービスを手掛けている企業です。
主に事業者と顧客を代行して売買決済をインターネット上で行い、顧客のモバイル端末やタブレット・ウェアラブル端末などに対応しています。
この決済のメリットとして、ペイパルが仲介を行うためクレジットカードの番号や口座番号を取引相手に知らせる必要がないため安全な決済ができるとされています。
また、売り手の都合としてクレジットカード決済システムを導入するよりかは、こちらの決済システムの方が簡単で安価に済むことがメリットであり、導入へのハードルが低いことが挙げられます。
クレジットカードを除いた決済サービスとして、ペイパルはダントツのトップシェアを誇っており、なおかつペイパル登録者数(利用者)は毎年増え続けています。
さらに世界ではEC市場は拡大の一途を辿っています。
すなわち、現在、ペイパルは成長市場にて着実なビジネスを展開していると考えられ、
これらが収益増に追い風となっているようです。
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ブッキング・ホールディングスについて
ブッキングホールディングスは、コネチカット州・ノーウォークに本社を構える旅行関連のオンラインサービスを手掛けています。
企業買収を重ねてきており、事業転換を機に2018年2月に現在の社名へと変更しています。
オンライン旅行会社では世界トップの売上高を誇っており、その中でも宿泊予約の分野でも世界最大級となっているようです。
10-12月期の1株利益見通し18.90~19.40ドルと、市場予想18.74ドル を上回る強気見解となっており、
2018年度の夏の旅行シーズンをカバーする7-9月(第3四半期)の宿泊販売室数は2億室余りと、四半期ベースの目標を初めて突破。
売上高はもちろん、キャッシュフローといった財務状況もかなりの好成績(右肩上がり)となっています。
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スクエアについて
スクエアは2009年に設立とまだ歴史が浅く、
カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構える、
主にモバイル決済ソリューションを提供し、他には電子領収書、販売報告用POSのソフトウェア開発、金融にマーケティングサービスも手掛けています。
創業者は、ツイッターのCEO「ジャック・ドーシー」氏とガラス工芸家にしてエンジニアでもある「ジム・マッケルビー」氏という異色コンビ(?)の二人であり、
カナダやイギリス、オーストラリア、そして日本とビジネス拡大中とのこと。
米国ではクレジット決済導入には銀行からの審査があり、かつ小規模事業者では設備に費用が掛かりハードルが高いことに目をつけ、手軽にモバイル決済できないかと思案したことで当ビジネスが生まれた模様。
主力事業でもあるモバイル決済方法としては、スマホに専用アプリをDLし、スクエアリーダーと呼ばれる小型カード読み取り機を取り付け、客がクレジットカードを読み取りさせて決済をする、という手法です。
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