楽天について
楽天は、国内大手のIT系企業であり、
楽天市場というインターネットショッピングモールやポータルサイト(トラベル、エンタメ、ブックス、マネー、暮らし情報など)と幅広く手掛けています。
また、最近では本格的な携帯電話事業参入(現在1.7GHz帯免許獲得)を発表、2019年10月をめどにサービス開始予定であり、
プラン次第では月額1980円代と格安料金プランがあり、ドコモやau、ソフトバンクと価格競争に発展、
大手キャリアの携帯ユーザーは更なるお買い得な携帯サービスを受けられる見込みがありますが、すでに大手三社による寡占状態市場では前途多難であると言わざるを得ません。
このために楽天は2025年までに6千億円という設備投資費用が発生するようであり、
また、1.7GHz帯は世界標準ですが、今現在大手三社のプラチナバンド帯(700~900MHz)に比べると電波の質に劣りがあります。
このようなこともあって楽天は第四のキャリアとなれるのか、
オンラインショッピング利用率で、ライバルのアマゾンと拮抗しながらもわずかに負けていることもあり、
今後の楽天の動向に注意が必要です。
※2018・11月1日更新分
現在はNTTドコモの回線を借りてサービスを提供していますが、本格参入時には
2026年をメドにAUから楽天独自の自社通信ネットワークを展開していく方針のようです。
優待制度として100株以上保有で、
楽天市場で利用できる割引クーポン200円×4、
楽天トラベル国内クーポン2000円分、
抽選で楽天イーグルスグッズ獲得、優待価格で観戦チケット購入、
…などが得られるようです。
直近の配当利回りは約0.6%と低く、
増配継続は…ありません。
一定配当が続いています。
セコムについて
セコムは、日本初にして首位の総合警備保障会社です。
海外展開もしていますが、売上高の90%以上が日本が占めているようです。
最近の動向として、
セコムトセック(警備業や防災関連業務)として事業開始。
また、2020年東京オリンピックでセコムはオフィシャルパートナーとなっており、このようなイベントにおける警備事業の存在価値は今後も高まることが予想でき、収益増加が見込めるであろう「警備事業」は投資先として手堅い銘柄と言えるかも知れません。
さらには、国内大手半導体メーカーとIoTセキュリティー基盤開発で協業を開始、
国内大手通信事業者と次世代通信システム「5G」を利用したセキュリティーシステムの実証実験を開始するなど、先進システム構築にも抜かりが無い模様です。
優待制度として、
100株以上の保有で防災用品セット(セコムスーパーレスキュープラス)の利用で一万円引きなどが受けられるようです。
直近の配当利回りは約1.7%、
増配継続は6年となっています。