東京エレクトロンについて
世界3位のシェアを誇る、
主に工業用電子製品メーカーであり、他にはフラットパネルディスプレイ製造機械、太陽光発電製造機械なども手掛けています。
現在のところ、売上高、EPS(1株当たりの利益)、ROE(株主資本利益率)、純利益と毎年堅調に右肩上がりといった業績になっています。
しかしながら、
気になる点として2018年の秋ごろからの世界的な半導体銘柄の暴落が相次いでいることから、東京エレクトロンの株価も市場の弱気な見方の影響を受け、暴落といった形になっており、最近の目標株価が23000円から17000円と下げられていること、
また、その影響で配当利回りが急上昇していますが、今後に渡って半導体関連の需要後退などがあった場合、業績悪化、配当減配といった可能性には注意が必要かと思われます。
明るい話題としては、
これから新しい半導体の流れを作るであろう「5G」に「IOT」といった先進技術が世に台頭してくる頃合いであり、
それを生かすには半導体製造装置は絶対に欠かせません。
なおかつトップシェアと言っても過言ではない東京エレクトロンは今後とも要チェック銘柄と断言できることでしょう。
直近の配当利回りは約5.1%とかなり高く、
増配年数は4年となっています。
株主優待はありません。