日本時間の20日午前5時 トランプ大統領 壁建設と政府機関閉鎖で「重大発表」へ
アメリカのトランプ大統領は国境沿いの壁の建設と過去最長となっている政府機関の一部閉鎖について「重大な発表をする」と明らかにしました。
事態の打開へと繋がるかどうか…
アメリカではトランプ大統領と野党 民主党がメキシコとの国境沿いの壁の建設費をめぐって対立して新たな予算が成立せず、
政府機関の一部閉鎖が過去最長の29日目に入っています。
トランプ大統領は、これまで協議がまとまらなければ非常事態を宣言し大統領の権限で壁を建設する可能性に言及しており、
アメリカでは政府機関の閉鎖で給与の支払いや行政サービスが停滞して国民からの批判が高まっている。
…とのことです。
さぁ、米中摩擦の緩和期待で堅調に株価上昇している中、今回のは22日の株価にどう影響するか注意が必要ですね(;^ω^)
(21日は「マーティン・ルーサー・キング・デー」で米国市場は休場となっています)
追記 日本時間の20日午前5時 演説内容について
トランプ米大統領は19日、メキシコ国境での壁建設の予算をめぐる与野党対立で政府機関の一部が1カ月間に渡って閉鎖されている問題についてホワイトハウスで演説。
改めて国境の壁建設の必要性を訴えた上で、不法移民を救済する制度の延長を取引材料に持ち出し、野党・民主党に協力を呼びかけた。
民主党は抵抗しており、行き詰まった事態の打開につながるかは依然として不透明。
トランプ大統領はまず、前回の演説同様、米国の移民制度は
「非常に長い間、ひどく崩壊している」
「南の国境では、人道上の安全保障に重大な危機が起きている」
などと指摘。
中南米からの不法移民について「児童売買や性的虐待が行われている」
「持ち込まれた不法薬物が年7万8千人の米市民を殺している」と脅威を誇張。
その上で、国境の壁の建設費57億ドル(約6250億円)については、
従来通りまったく譲らずに要求。
国境の壁が米国にとって最重要政策であることを改めてアピールした。