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メディケア・フォー・オール

4月17日あたりから、米国企業ファイザーが妙に下落していた原因が判明しました。


どうやら米国内で「メディケア・フォー・オール(国民皆健康保険制度)」法案に関する議論が本格化していることが発端のようであり、ファイザーだけでなくヘルスケア関連株全てが下落。
医療制度改革が行われるとヘルスケア関連企業の経営に支障が出る(主に薬価?)という事と、
民間医療保険の需要減、そしてその株の価値も落ちてしまうことは避けられませんから。


ところで、

米国の医療費は日本と比べてバカ高いことで有名です。
日本では考えられませんが、米国の自己破産の内、60%が高過ぎる医療費を払えないことが理由となっています。
そういった背景もありますので、米国もようやく公平(?)な医療制度を整えようとしているのかも知れません。
ですがそれと同時に、米国ヘルスケア関連企業に投資する際、より一層の注意を払う必要ができたとも言えそうです…。

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さて、ここから日本の話しになります。

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日本の優れた国民皆健康保険制度


日本の国民皆健康保険制度は充実しており、制度加入は義務となっています。
そのため、基本的には国民の全てが優れた医療サービスを割安で受けることが可能となっています。

…ですが、

今の優れた基準のまま、今後の長期に渡って制度を維持していけるのか?となった時、

答えは即答でNO!となります。

 

何故なら、⇒ 日本は病魔に侵されている ⇐ ためです。

 

医師の52%が「国民皆保険は破綻する」 

日本経済新聞と10万人の医師が登録する情報サイト「メドピア」が共同で全国の医師に対して行った調査であり、1030人の医師からの回答。

Q.現状の皆保険制度に基づく医療は、今後も持続できると思うか?

A,「思わない」539人(52%)

理由は「高齢者の増加」「高齢者の医療費の増大」「医療の高度化」

 

A,「持続できる」261人(25%)

ただし、「患者負担の増加」、「消費増税」など、財源を確保できた場合が条件。

 

~結論~

現状のままでは維持が難しいとの認識が大半を占める。

 

つまり、
米国はこれから、現在の日本のような優れた国民皆健康保険制度を構築していけるのかも知れませんが、
日本は逆に、これから医療保険制度は破綻(改悪)していき、

徐々にバカ高くなっていく医療費に苦しめられる状況がやってきても可笑しくは無いということです。

裏には、外国人による医療費タダ乗り問題もあります。

 

そして、

その兆しが現れるのは、あと5年程度の近い未来です。

では、また(;´・ω・)